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LCCの手荷物比較 機内持ち込みと受託手荷物(11社)

機内持ち込みは「合計7kg」と「合計10kg」の2つに分かれます。ピーチ、ジェットスター・ジャパン、ZIPAIR、スプリング・ジャパン、ベトジェットは7kg、チェジュ航空、トリニティ航空(旧ティーウェイ航空)、ジンエアー、エアプサン、タイガーエア台湾、セブパシフィックは10kgです(2026年10月、各社公式サイトで確認)。受託手荷物は、確認できた範囲ではいちばん安い運賃にはどの会社も含まれていません。

空港のベンチ脇に置かれたスーツケース

重さは身の回り品も合わせた合計で数える会社が多く、免税店で買った物も含まれます。7kgの会社と10kgの会社では、同じスーツケースでも結果が変わります。下の表で、個数・重さ・サイズ・受託手荷物の有無を運賃タイプ別に並べました。金額は路線や時期で変わるため、原則として載せていません。

航空会社機内持ち込み受託手荷物確認
ピーチ合計7kg
2個(身の回り品を含む)
3辺合計115cm以内(キャスター・ハンドルを含む)
ミニマム:なし(有料) / スタンダード:1個無料 / スタンダードプラス:1個無料
1個20kg(重量超過オプションで最大32kg)
公式
2026-10
ジェットスター・ジャパン合計7kg(一部運賃・プラス7kgオプションで合計14kg、1個10kgまで)
2個(お手荷物1個+お手回り品1個)
お手荷物:高さ56×幅36×奥行23cmまで / お手回り品:前の座席の下に収まるサイズ
基本は有料(重量枠を購入、最大40kg)。オプションセットごとの内容は運賃ガイドで確認
1個最大32kg
公式
2026-10
ZIPAIR合計7kg(出発24時間前までの追加購入で合計15kg)
2個
1個目:55×40×25cm / 2個目:35×45×25cm
全運賃で1個目から有料。サービスパッケージ「Value」「Premium」に1個(30kgまで)を含む
1個30kg(3辺合計203cm以下)
公式
2026-10
スプリング・ジャパン合計7kg
2個(身の回り品1個+お手荷物1個)
3辺合計115cm以内、かつ幅56×高さ36×奥行23cm以内
ラッキースプリング:0kg / スプリング:20kg / スプリングプラス:30kg(国内線・国際線とも)
1個30kg
公式
2026-10
チェジュ航空合計10kg
2個(手荷物1個+身の回り品1個、免税品を含む)
手荷物:3辺合計115cm以内(40×20×55cm以内) / 身の回り品:40×30×15cm以内
国際線(グアム・サイパン除く):BASIC なし / STANDARD 15kg / BIZ LITE 30kg
1個32kg(3辺合計158cm以内)
公式
2026-10
トリニティ航空(旧ティーウェイ航空)合計10kg(ビジネス運賃は2個で合計20kg)
2個(携帯用バッグ1個+身の回り品1個、免税品を含む)
携帯用バッグ:3辺合計115cm以内(40×20×55cm以内) / 身の回り品:40×30×15cm以内
国際線(グアム・サイパン除く):イベント運賃 なし / スマート運賃・一般運賃 15kg
1個32kg
公式
2026-10
ジンエアー10kg
1個+座席下に収まるノートパソコン・ハンドバッグ等1点
3辺合計115cm以内(幅40×奥行20×高さ55cm以内) / 追加の1点:40×30×15cm以内
日本路線:15kg(航空券に表示される許容量に従う。運賃ごとの違いは未確認)
1個32kg(3辺合計203cm以内)
公式
2026-10
エアプサン10kg
1個+ノートパソコンバッグまたは小型ハンドバッグ1個
3辺合計115cm以下(横40×縦20×高さ55cm以下) / 追加の1個:3辺合計60cm以下
国際線:スペシャル・イベント運賃 なし / それ以外の運賃 15kg
203cm・32kgを超えると運送制限
公式
2026-10
タイガーエア台湾合計10kg
2個(機内持ち込み荷物1個+身の回り品)
54×38×23cm以内(車輪・取っ手を含む)
tigerlight:なし(有料) / tigersmart:20kg / tigerpro:20kg
1個30kg(3辺合計203cm以下、一番長い辺100cm以下)
公式
2026-10
ベトジェット7kg
1個
56×36×23cm以内
有料(公式FAQの記載。運賃タイプ別の内容は未確認)
公式
2026-10
セブパシフィック10kg(セブゴー運航便は7kg)
2個(頭上の棚に入る1個+座席下の身の回り品1個)
頭上の棚:56×36×23cm以内 / 身の回り品:20×20×35cm以内
GO Basic:なし / GO Easy:1個20kg / GO Flexi:1個20kg
1個20kg(4kg・8kg・12kg単位で増量可)
公式
2026-10

各社公式サイトで確認した内容です(確認月は表に記載)。運賃タイプ・路線で変わるため、予約前に必ず公式ページをご確認ください。

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重さはどう数えられるか

LCCの持ち込み制限は、1個ずつではなく持ち込む荷物全体の合計重量で決まる会社がほとんどです。ピーチは「身の回りの品を含め1人2個まで、合計7kgまで」、タイガーエア台湾は「機内持ち込み手荷物と個人携行品の合計重量は10kgを超えてはいけません」と書いています。ハンドバッグやリュックも合計に入る点に注意してください。

免税品や空港で買った物も入る

ピーチは保安検査場を通ったあとに免税店で買った物も7kgに含むとしています。スプリング・ジャパン、チェジュ航空、トリニティ航空、ベトジェットも、免税品を含めて数えると明記しています。出発前にちょうど7kgに詰めると、空港でお土産を買っただけで超えてしまいます。

サイズはキャスターと取っ手も含む

ピーチ、ジェットスター・ジャパン、タイガーエア台湾、トリニティ航空、ジンエアー、セブパシフィックは、キャスター・ハンドル・ポケットを含めた寸法で測ると書いています。市販の「機内持ち込みサイズ」のスーツケースでも、スプリング・ジャパンは「当社規定で機内に持ち込めない場合があります」としています。表の3辺の数字を、外寸で確認しておくと安心です。

実際に量られることがある

ピーチは係員が実測で確認することがあるとし、タイガーエア台湾は空港スタッフがサイズ・数量・重量を測り、持ち込み手荷物に黄色のタグを付けるとしています。ZIPAIRは、事前に量れない場合は空港の荷物はかりを使うよう案内しています(一部の空港を除く)。

制限を超えたらどうなるか(公式の記載)

超えた場合の扱いは会社ごとに書き方が違います。公式サイトに書かれている内容だけをまとめます。

どの会社も、搭乗口で払うより事前に手続きするほうが有利な書き方になっています。迷ったら、チェックインカウンターで先に預けるか、予約サイトで追加しておくのが確実です。

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液体物とモバイルバッテリーのルール

国際線の液体物は100ml以下の容器と1リットルの袋

国土交通省は、日本を出発するすべての国際線で客室内への液体物の持ち込みを制限しています。持ち込めるのは100ml以下の容器に入れ、容量1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れた物です。ピーチは袋の目安を縦20cm以下×横20cm以下、1人1袋までとしています。ジェルやスプレーも対象です。保安検査後の待合エリアで買った物は持ち込めますが、海外で乗り継ぐ場合は再検査で没収される可能性があると国土交通省は注意しています。セブパシフィックは、100ml以下の容器を最大10個までとしています。

国内線は扱いが異なります。ピーチの国内線では、お茶などの飲料は持ち込めます。アルコール度数70%を超える酒類は、国内線・国際線とも持ち込みも預け入れもできません。

モバイルバッテリーは2個まで、預け入れ不可

国土交通省の案内では、モバイルバッテリーは受託手荷物に入れず必ず機内に持ち込み、ワット時定格量160Whまで、持ち込みは2個までです(2026年4月24日から)。座席上の収納棚には入れずに手元で保管し、機内電源からモバイルバッテリーへの充電も、モバイルバッテリーから他の機器への充電もしないよう求めています。ピーチもこの要請に基づき、160Wh以下を最大2個までと案内しています。

航空会社がさらに厳しいルールを設けていることもあります。タイガーエア台湾は、全運航便でモバイルバッテリーの使用を禁止しています。容量の表示がないモバイルバッテリーは持ち込めない場合があるので、本体のWhまたはmAhと電圧の表示を確認してください。

受託手荷物は買う時期で値段が変わる

受託手荷物の料金は、予約時やWebで事前に買うほうが安く、空港で買うほど高い設定の会社が多くあります。公式に書かれている例です。

運賃タイプに含めるか、あとから足すか

ピーチのスタンダード、スプリング・ジャパンのスプリング、タイガーエア台湾のtigersmart、セブパシフィックのGO Easyのように、受託手荷物込みの運賃タイプもあります。最安運賃に手荷物を追加した合計と、手荷物込みの運賃を、予約画面で比べてから決めてください。タイガーエア台湾は、tigerlightで買ったあとに預入手荷物を追加する場合は差額分になると書いています。

7kgに収めるための節約のコツ

  1. 自宅で合計を量る。身の回り品のバッグも一緒に量ります。7kgの会社なら、空港で買う物の分を残して6kg台に収めると余裕が出ます。
  2. 持ち込み重量を買い足せる会社か確認する。ZIPAIRは出発24時間前までに合計15kgへ、ジェットスター・ジャパンはプラス7kgのオプションで合計14kgへ増やせます(ジェットスター・ジャパンは先着順で数に限りあり)。預けるほどではない量だけ荷物が増えたときの選択肢になります。
  3. ノートパソコンの扱いを確認する。スプリング・ジャパンはノートパソコンとタブレットを7kgに含めず別に持ち込めます(数量制限あり)。ほかの会社は身の回り品として数えるのが基本です。
  4. 帰りの荷物を想定する。お土産で増えるのは帰りです。復路だけ受託手荷物を事前に追加する方法もあります。
  5. 同行者の手荷物は合算できないことが多い。チェジュ航空は他人の荷物と重量を合算できないと明記しています。タイガーエア台湾は、同じ予約番号で同時にチェックインする場合に限り受託手荷物の合算を認めています。

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よくある質問

LCCの機内持ち込みは何kgまでですか?

会社によって合計7kgか合計10kgです。ピーチ、ジェットスター・ジャパン、ZIPAIR、スプリング・ジャパン、ベトジェットは7kg、チェジュ航空、トリニティ航空、ジンエアー、エアプサン、タイガーエア台湾、セブパシフィックは10kgです(2026年10月確認)。

ハンドバッグやリュックも重さに含まれますか?

多くの会社で含まれます。ピーチは身の回りの品を含めて2個・合計7kg、タイガーエア台湾は手荷物と個人携行品の合計で10kgとしています。ジンエアーとエアプサンは、座席下に入るノートパソコンバッグなどを1点追加で持ち込めると案内しています。

免税店で買ったお酒や化粧品も重さに入りますか?

入ります。ピーチ、スプリング・ジャパン、チェジュ航空、トリニティ航空、ベトジェットは免税品も含めて数えると明記しています。保安検査後に買った液体物は持ち込めますが、海外での乗り継ぎでは没収される可能性があります。

受託手荷物が無料になるのはどの運賃ですか?

ピーチはスタンダードとスタンダードプラスで1個、スプリング・ジャパンはスプリングで20kg・スプリングプラスで30kg、タイガーエア台湾はtigersmartとtigerproで20kg、セブパシフィックはGO EasyとGO Flexiで1個20kg、チェジュ航空はSTANDARDで15kg・BIZ LITEで30kgです。ZIPAIRは全運賃で有料で、サービスパッケージのValueかPremiumに1個含まれます。

モバイルバッテリーは何個まで持ち込めますか?

国土交通省の案内では、2026年4月24日から160Wh以下のものを2個までです。受託手荷物には入れられず、座席上の収納棚にも入れず手元で保管します。タイガーエア台湾は全便で機内での使用を禁止しています。

7kgを少し超えたらその場で払えば持ち込めますか?

持ち込めるとは限りません。ピーチは超えた分を受託手荷物料金を払って預ける扱いで、ジェットスター・ジャパンやタイガーエア台湾も搭乗ゲートでは受託手荷物として預けることになります。ZIPAIRの重量追加(合計15kgまで)は出発24時間前までで、空港では支払えません。

参考にした公式情報

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