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金利計算・複利計算シミュレーション

単利の利息は「元本 × 年利 × 年数」、複利の最終金額は「元本 × (1 + 年利)^年数」で求めます。毎月複利なら「元本 × (1 + 年利 ÷ 12)^(12 × 年数)」です。100万円を年利3%で10年預けると、単利なら利息30万円で130万円、年1回複利なら1,343,916円、毎月複利なら1,349,353円になります(いずれも円未満切り捨て)。

コインの入った瓶と積み上げた硬貨
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単利と複利は何が違うのか

単利は、最初の元本にだけ利息がつく計算です。毎年同じ額の利息がつくので、10年後の利息は1年分の10倍です。

複利は、ついた利息を元本に足し、次の期間はその合計に利息がつきます。利息が利息を生むため、期間が長いほど差が広がります。100万円・年利3%なら、1年目の利息はどちらも3万円ですが、複利の2年目は103万円に3%がつくので30,900円になります。

100万円・年利3%単利複利(年1回)
10年後1,300,000円1,343,916円
30年後1,900,000円2,427,262円

10年では約4万4千円の差ですが、30年では約52万7千円まで開きます。子どもの教育資金や老後資金のように時間をかけて育てるお金ほど、複利の効き方が大きくなります。

年1回複利と毎月複利の違い

同じ年利3%でも、利息を元本に組み入れる回数が多いほど最終金額は増えます。毎月複利は年利を12で割った0.25%を、12 × 年数の回数だけ繰り返します。

100万円・10年の場合、年1回複利は1,343,916円、毎月複利は1,349,353円で、差は5,437円です。毎月複利の年利3%を1年あたりの増え方に直すと約3.04%で、0.04%ほど上乗せされる計算です。差はそれほど大きくありませんが、商品の説明を比べるときは「年利が同じでも複利の回数が違うと結果が変わる」ことを覚えておくと迷いません。

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毎月積み立てた場合の計算例

毎月3万円を年利3%(毎月複利)で20年間積み立てるケースを考えます。積立は毎月末に行う前提です。

同じ条件で10年間なら、元本360万円に対して約419万2千円、増えた分は約59万2千円です。期間を2倍にすると、増えた分は4倍以上になります。積立の相談で「早く始めたほうがいい」と言われるのは、この複利の性質があるからです。なお積立のタイミングを月初にすると、結果は少し多くなります。

利回りが変わると20年後はどうなるか

年利(毎月複利)20年後の金額増えた分
1%約796万7千円約76万7千円
2%約884万4千円約164万4千円
3%約984万9千円約264万9千円
5%約1,233万1千円約513万1千円

どれも毎月3万円・20年、元本は同じ720万円です。利回りが1%と5%では、増えた分に6倍以上の開きが出ます。

目標額から毎月の積立額を逆算する

「20年後に1,000万円」を年利3%(毎月複利・月末積立)で目指すなら、必要な積立額は毎月約30,460円です。計算機で積立額を少しずつ変えながら、最終金額が目標に届く額を探すと、家計に無理のない金額が見つけやすくなります。

複利 早見表(100万円を預けた場合)

1年ごとの複利・税引前です。

年利10年後20年後30年後
0.5%1,051,140円1,104,896円1,161,400円
1%1,104,622円1,220,190円1,347,849円
3%1,343,916円1,806,111円2,427,262円
5%1,628,895円2,653,298円4,321,942円
7%1,967,151円3,869,684円7,612,255円

積立 早見表(毎月3万円)

毎月末に積み立て、毎月複利・税引前で計算しています。

年利10年後20年後30年後
1%3,784,496円
元本3,600,000円
7,966,837円
元本7,200,000円
12,588,846円
元本10,800,000円
3%4,192,243円
元本3,600,000円
9,849,060円
元本7,200,000円
17,482,107円
元本10,800,000円
5%4,658,468円
元本3,600,000円
12,331,010円
元本7,200,000円
24,967,759円
元本10,800,000円

税引き後の受取額(20.315%)

預貯金の利息には20.315%の税金が源泉分離課税されます。内訳は所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%で、復興特別所得税は2037年まで課されます。

100万円を年利3%の単利で10年預けた例なら、利息30万円 × 20.315% = 60,945円が差し引かれ、手元に残る利息は239,055円です。表示された年利そのままの金額は受け取れないので、計算機の税引き後表示をオンにして比べてください。

もう一つの例として、100万円を年利2%で1年預けると利息は20,000円、税金は20,000円 × 20.315% = 4,063円で、受け取るのは15,937円です。税引き後の利回りに直すと、年利3%の預金は3% ×(1 − 0.20315)= 2.39055%になります。複利で長く預けるほど、この差が積み重なっていきます。

72の法則で倍になる年数をざっくり知る

「72 ÷ 年利(%)」で、元本がおよそ2倍になる年数の目安がわかります。年利3%なら72 ÷ 3 = 24年、年利6%なら12年です。

あくまで近似で、年利3%で実際に計算すると約23.4年で2倍になります。電卓がない場面で金利の重みをつかむのに便利な目安です。

年利72の法則実際の計算(年1回複利)
2%36年約35.0年
3%24年約23.4年
4%18年約17.7年
8%9年約9.0年

逆に、借金の金利に当てはめると、返さずに放っておいた残高が倍になるまでの年数としても読めます。

NISAで運用する場合の考え方

2024年からの新しいNISAでは、運用益が非課税になります。つみたて投資枠は年120万円、成長投資枠は年240万円、生涯の非課税保有限度額は1,800万円(うち成長投資枠1,200万円)です。毎月3万円の積立なら年36万円で、つみたて投資枠の範囲に収まります。毎月10万円なら年120万円でつみたて投資枠をちょうど使い切り、15年で生涯の非課税保有限度額1,800万円に届く計算です。

ただし投資信託などの運用は利回りが一定ではなく、元本割れすることもあります。この計算機は毎年同じ利回りが続くと仮定したシミュレーションなので、実際の結果を約束するものではありません。

よくある質問

複利の計算式を教えてください。

年1回複利は「元本 × (1 + 年利)^年数」、毎月複利は「元本 × (1 + 年利 ÷ 12)^(12 × 年数)」です。年利3%なら年利には0.03を入れます。

100万円を年利3%で10年預けるといくらになりますか?

単利なら130万円、年1回複利なら1,343,916円、毎月複利なら1,349,353円です(円未満切り捨て)。預貯金の場合はここから利息に20.315%の税金がかかります。

利息にかかる税金はいくらですか?

預貯金の利息には20.315%(所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%)が源泉分離課税されます。利息30万円なら60,945円が引かれ、239,055円が手元に残ります。

72の法則とは何ですか?

72を年利(%)で割ると、元本が約2倍になる年数の目安がわかるという近似です。年利3%なら約24年、年利6%なら約12年です。

投資信託の積立もこの計算機で試算できますか?

想定利回りを入れれば試算はできます。ただし投資信託の利回りは一定ではなく、元本割れの可能性もあります。結果は一定利回りを仮定した目安として使ってください。

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