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ローン返済シミュレーション(元利均等・元金均等)

元利均等返済の毎月の返済額は「借入額 × 月利 × (1 + 月利)^回数 ÷ ((1 + 月利)^回数 − 1)」で、月利は年利 ÷ 12です。3,600万円を年利1.5%・30年(360回)の元利均等で借りると、毎月の返済額は124,243円(円未満切り捨て)、利息総額は約873万円です。同じ条件の元金均等返済なら、初回145,000円から毎月少しずつ減り、利息総額は8,122,500円になります。

家の模型と鍵
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元利均等返済と元金均等返済の違い

元利均等返済元金均等返済
毎月の返済額ずっと一定初回が最も大きく、だんだん減る
返済の中身初めは利息の割合が大きい元金は毎回同じ額、利息は残高に応じて減る
総利息多め同じ条件なら少ない

元利均等は家計の予定が立てやすく、元金均等は返し始めの負担が重いかわりに総利息を抑えられます。どちらを選ぶかは、借り始めの数年に毎月いくらまで払えるかで決まることが多いです。

住宅ローン3,600万円で比べてみる

借入額3,600万円、年利1.5%、返済期間30年(360回)で、両方の方式を比べます。月利は1.5% ÷ 12 = 0.125%です。

元利均等返済の場合

計算式に当てはめると毎月の返済額は124,243円です。初回の利息は3,600万円 × 0.125% = 45,000円なので、初回に減る元金は79,243円にとどまります。総返済額は約4,473万円、利息総額は約873万円です。

元金均等返済の場合

毎月の元金は3,600万円 ÷ 360回 = 10万円です。初回は利息45,000円が加わって145,000円、最終回は残高10万円に対する利息125円が加わって100,125円です。利息総額は8,122,500円で、元利均等より約60万円少なくなります。その代わり初回の返済額は元利均等より2万円以上多くなります。

10年後の残高にも差が出る

120回返済した10年後の残高は、元金均等なら3,600万円 − 10万円 × 120回 = 2,400万円です。元利均等では約2,574万7千円残っています。元利均等は初めのうち利息の割合が大きく、元金の減り方がゆっくりなためです。途中で売却や借り換えを考えるときは、この残高の差も頭に入れておいてください。

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返済期間を変えると毎月の額と利息はこう変わる

同じ3,600万円・年利1.5%の元利均等でも、返済期間によって毎月の返済額と利息総額は大きく変わります。

返済期間毎月の返済額利息総額
25年(300回)143,977円約719万円
30年(360回)124,243円約873万円
35年(420回)110,226円約1,030万円

毎月の返済額は円未満切り捨てです。35年にすると30年より毎月約1万4千円軽くなりますが、利息は約157万円増えます。逆に25年にすると毎月の負担は約2万円重くなる代わりに、利息は約153万円少なくて済みます。月々の返済額だけを見て期間を決めず、利息総額も並べて比べるのがおすすめです。

住宅ローン 早見表(3,000万円・35年・元利均等)

年利毎月の返済額総返済額利息総額
0.5%77,876円32,707,757円2,707,757円
0.8%81,918円34,405,678円4,405,678円
1.0%84,686円35,567,998円5,567,998円
1.5%91,855円38,579,239円8,579,239円
2.0%99,379円41,739,109円11,739,109円
2.5%107,249円45,044,397円15,044,397円

カーローン 早見表(300万円・5年・元利均等)

年利毎月の返済額利息総額
2%52,583円154,997円
3%53,906円234,364円
5%56,614円396,822円
8%60,829円649,751円

カーローンの見積もりを確かめる

車の購入で300万円を年利3%、5年(60回)の元利均等で借りる場合、毎月の返済額は53,906円、利息総額は約23万4千円です。同じ300万円を年利3%の元金均等で借りると、毎月の元金は300万円 ÷ 60回 = 5万円、初回の利息は300万円 × 0.25% = 7,500円なので、初回の返済額は57,500円になります。

販売店で出された見積もりと比べて毎月の額が大きく違うときは、金利や回数の前提が違っていないか、手数料や保証料が上乗せされていないかを確認してみてください。実際の返済額は、金融機関の端数処理や手数料・保証料によって計算機の結果と多少ずれます。

繰上げ返済は期間短縮型と返済額軽減型

繰上げ返済には、返済期間を短くする「期間短縮型」と、毎月の返済額を減らす「返済額軽減型」があります。同じ額なら、一般に期間短縮型のほうが利息を減らす効果が大きくなります。

先ほどの3,600万円・年利1.5%・30年の元利均等で、5年分(60回)返済した時点の残高は約3,106万6千円です。ここで300万円を繰上げ返済すると、次のようになります。

教育費などで毎月の支出が増える時期を控えているなら返済額軽減型、総額を減らしたいなら期間短縮型、と目的で選ぶのが基本です。

固定金利と変動金利で気をつけること

固定金利型は借入時の金利が続くので、この計算機の結果がそのまま返済計画になります。

変動金利型は金利が動くため、計算結果は借入時の金利が続いた場合の目安です。多くの金融機関は、返済額の見直しを5年ごとにする「5年ルール」と、見直し後の返済額を直前の1.25倍までにする「125%ルール」を採用しています。ただし採用していない商品もあります。金利が大きく上がると、返済額の中で利息を払いきれずに未払い利息が発生することがあります。変動金利で借りる場合は、金利を1%上げた条件でも計算して、払い続けられるかを確かめておくと安心です。

たとえば3,600万円・30年の元利均等で、年利1.5%なら毎月124,243円ですが、年利2.5%で最初から計算すると毎月142,243円、利息総額は約1,521万円になります。金利が1%違うだけで、毎月の返済額は1万8千円、利息総額は約648万円違ってきます。

よくある質問

元利均等と元金均等はどちらが得ですか?

同じ借入額・金利・期間なら、総利息は元金均等のほうが少なくなります。3,600万円・年利1.5%・30年では約60万円の差です。ただし元金均等は初回の返済額が大きいので、毎月払える額と合わせて選んでください。

毎月の返済額の計算式は?

元利均等返済は「借入額 × 月利 × (1 + 月利)^回数 ÷ ((1 + 月利)^回数 − 1)」、月利は年利 ÷ 12です。元金均等返済は「借入額 ÷ 回数」の元金に「残高 × 月利」の利息を足した額です。

繰上げ返済はどちらの型を選べばいいですか?

同じ額なら、一般に期間短縮型のほうが利息の軽減効果が大きくなります。毎月の負担を軽くしたい事情があるときは返済額軽減型を選びます。

計算結果が銀行の返済予定表と少し違うのはなぜですか?

実際の返済額は、金融機関ごとの端数処理や手数料・保証料によって多少異なります。この計算機の結果は目安として使い、正確な額は返済予定表で確認してください。

変動金利で金利が上がったら返済額はすぐ増えますか?

多くの金融機関は5年ルールと125%ルールを採用しており、返済額の見直しは5年ごと、見直し後の額は直前の1.25倍までです。ただし採用していない商品もあり、金利上昇の幅によっては未払い利息が発生することがあります。

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